ウッドサーフボード 5’6″クアッド

レングス:5’6″
ワイド:21″
厚み:2 5/16″
FCSクアッド

ブランクスの準備

通常サーフボードを削るには、「ブランクス」といわれるウレタンなどある程度形になっているフォームの塊を削リ出します。
ウッドボードでは、このブランスクを木材で作ります。
このブランクスをなるべく少ない木材で軽くなるように作っていきます。
そこで、ホームセンターで購入できる桐の集成材を使います。

桐の集成材を設計図の様に張り合わせて「ブランクス」を作ります。

ブランクス作成

中空にするので、いらない部分を空けて材料を貼り合わせます。

断面のアウトラインに切り出します。

各断面ピースを横に重ねて一つのブランクスを作ります。

アウトライン切り出し

出来たブランクスからアウトラインを切り出します。

あらかじめ作っておいたテンプレートを当てて

ジグソーで切り出します。

大体の形が見えてきました。

ラフシェイプ(レール)

まずはレール部分をラフに削ります。

その後図面に沿って削ります。

全体も削っていきます。

ボトムシェイプ

ボトムにコンケーブを入れていきます。

真ん中らへんからシングルコンケーブ、フィンの手前からダブルコンケーブになるようにします。
コンケーブについてはググってみてください!

コンケーブが入ったら、設計通りの厚みに全体をシェイプしていきます。

自作厚み測定器が役に立ちます。

厚み測定器の詳細はこちら

ハンドシェイプ

色々な種類のカンナをつかって削っていきます。

 

 

プレーナー(電動カンナ)で大きく削ってから、手でカンナで削ります。

レールのテンプレートを当てながら削っていきます。

最終シェイプ

ここまで来たら、ひたすら削ります。

手で削ったり、電動工具に頼ったり

最終的な形まで削ります。

再度断面化

最終シェイプできたら、再度バラします。

 

 

ばらしたら、

 

中をくりぬき軽量化します。

FCSフィンカップ

FCSフィンカップが来るところを加工します。

ココから浸水しないように

発泡ウレタンを詰めます

再度貼り合わせ

くり抜いて軽量化した断面ピース

再度はり合わせます。

木工用ボンドをつけたらクランプで締めていきます。

再度はり合わせ完了

 

目止め下塗り

はり合わせて最終シェイプしたら、木の目止めの為に樹脂を下塗りします。

樹脂(ポリエステルレジン)をヘラで薄く塗ります。

この目止めをすることで、この後のガラスクロスがラミネートしやすくなります。

ラミネート

ボトム側からガラスクロスをラミネートしていきます。

半紙に印刷したロゴを配置して、4ozのクロスで巻きます。

ボードの周囲レールの真ん中あたりにマスキングテープを回して

そのマスキングテープにかかる所までクロスを樹脂で巻きます。

クロスを敷いたらポリエステルレジンを流してヘラでスクイーズ(伸ばす)していきます。

コツは余分なレンジをしごきとる様に丁寧にスクイーズすることです。

料理用のヘラが使いやすいです。

ロゴの部分やマスキングのところに気泡が入りやすいので注意です。

同様にデッキ面もラミネートします。

FCSフィンカップ埋め込み

ボトム面、デッキ面とラミネートできたら、フィンを立てます。

今回はFCSにしますので、フィンカップを埋めます。

ダミーのフィンをセットして位置を出し、

カップを樹脂で固めます。

リーシュループ

リーシュを取り付けるリーシュループを作ります。

ガラスクロスの繊維の束「ロービング」を使います。

細い丸棒をマスキングでくるみ、樹脂に浸したロービングをなじませます。

出来上がりはこんな感じ。

ホットコートして完成

ボトム面からホットコート

ホットコートはパラフィンを入れたレジンを使います。

通称「インパラ」です。

デッキ面

クロスの目が消えるように塗ります。

完成!

ワックスアップして試乗です!